葵祭

京都の三大祭りのひとつ、葵祭。その起源は祇園祭や時代祭よりも古く、いま残る京都最古のお祭りです。
5月の京都はとても清々しく良い季節。葵祭は毎年5月15日です。
「路頭の儀」と呼ばれるきらびやかな平安王朝絵巻の行列は総勢500名以上、馬は36頭、牛4頭、牛車2台、長さは800メートルに及びます。
行列は近衛使代を中心にした本列(男列)と、斎王代を中心とした艶やかな斎王代列(女列)に分かれます。
(「路頭の儀」は葵祭の一部ですが、最大の見どころと言えます。)
京都葵祭の行列

行列の巡行のコースは、京都御所から下鴨神社を経て、上賀茂神社まで。
京都御所(10:30)
丸太町通
河原町通(11:00)
下鴨神社 到着(11:40)
【社頭の儀】
下鴨神社 出発(14:20)
下鴨本通
北大路通
北大路橋
賀茂川堤
上賀茂神社 到着(15:30)
【社頭の儀】
となっています。

牛車はうす紫の藤の花で飾られてとても涼やか。
京都葵祭の行列
どこで見るのが美しいでしょうか。

まずはスタートの京都御苑の中。
人は多いですが、御苑の中は背の高い緑に包まれ、道は砂利、背景にビルや現代の建物は無し。
まさに王朝絵巻の再現を見ることができます。

次はちょうどお昼くらいに通る世界遺産下鴨神社の糺の森。
ここも現代を感じさせるものは、見物客以外はなにもありません。
背の高い樹々の中の一本道を行列はしずしずと進みます。お天気のいい日なら木漏れ日が心地よい。


わたしが好きなのは上賀茂神社に近い新緑の加茂街道。
松並木が続く賀茂川(鴨川)土手の上を行列が進みます。
遠くには比叡山を始めとする京都らしい低い山並み。
スタート近くに比べると見物人もだいぶ少なめで見やすいです。
もちろん交通規制がありますので、クルマはありません。

逆に、あまり見栄えがしないのは大通りですね。丸太町通りや河原町通りは町なかですし、交通規制は片側だけなので、行列の背景はクルマやビルなど現代のものばかりです。
そういう意味では平安時代をイメージしにくくて、仮装行列感がでます。
京都葵祭の行列

葵祭を見物するためのおすすめのホテル

葵祭見物のためにはどんなホテル泊まるのがよいでしょうか?
自宅から京都までの交通の便を考えれば、JR京都駅近辺のホテルに泊まるのはひとつの選択肢です。
でも、それでは葵祭の会場となる京都御苑や下鴨神社、上賀茂神社、そして巡行コースまで移動するのが面倒です。
おすすめは京都御苑または巡行コースに徒歩ですぐ行ける場所に建つホテルです。
わざわざ市バスやタクシーを使わずに、さっと葵祭の真ん中へ到達できるのはとても便利。
宿が近ければほとんど手ぶらで行動できるのもいいですね。
京都葵祭の行列
京都葵祭の行列
葵祭を見に京都の町に出たなら、ちょっとおいしいものを食べましょう。
葵祭ほどの長い歴史はないけれど、江戸や明治から続く和菓子ならたくさんありますよ。

加茂みたらし茶屋

京都でカモは鴨・加茂・賀茂などいろいろな漢字で書きますが、元は仮名替わりだったので本来はどれでも間違いではないんだそうです。
さて、加茂みたらし茶屋は、下鴨神社の西側の大通り沿いに店をかまえるみたらしだんごのお店。葵祭の行列はお店の前を通ります。
元は境内のみたらし池の水の泡をイメージして作られた5個差しのおだんご。
わたしもときどき買いますが、甘すぎずけっこうオーソドックスな味わいで、でも後味がやさしいというか。ときどき買いたくなるお味です。

神馬堂

神馬はしんめとは読まず、ジンバドウです。
上賀茂神社の門前で焼きもちを売っています。モチモチの焼き餅はひとつ120円。
創業明治5年。ご家族でやっておられます。お昼に行くと売り切れていることがよくあります。

レオニダス

レオニダスは1913年創業のベルギーのチョコレートショップ。ベルギー王室も御用達。
みたらし茶屋の北側はす向かいにあり、葵祭の行列がお店の前を通ります。
1粒だけでも買えますので、チョコをお供に葵祭を眺めるのも乙な物ではないでしょうか。
http://www.leonidas-alex.jp/

葵祭の行列のヒロインともいうべき存在の斎王代。

京都葵祭の行列

斎王代は、斎王の代わりのひと。斎王はいつきのひめみこともいい、伊勢神宮や賀茂社に奉仕する未婚の内親王です。

毎年、京都の未婚の女性から選ばれていて、2016年では61代目。
選出方法や基準は京都らしく秘密にされています。


美しい斎王代は、美しい衣装を着てさらに輝きます。
いわゆる十二単衣(五衣裳唐衣)と裳を着て、さらに小忌衣を着ます。額の両側には髪飾り。
パッと見はただ美しいのですが、実はその重量が半端ではなく、十二単衣だけで30kgもあるそうです。
50キロの斎王代なら総重量は100kg近くに!
斎王代を務めるにはまず体力づくりからスタートなのです。

葵祭の有料観覧席は毎年4月の頭に京都市観光協会によって販売が開始されます。
葵祭の有料観覧席の場所は、京都御苑(建礼門前南側)と下鴨神社参道です。
どちらも巡行コースの中でもっとも美しい背景で行列を見ることができる場所。
時間はスタートの京都御苑なら午前10時30分、下鴨神社参道なら午前11時40分頃に行列が通ります。
料金は、全席指定、パンフレット付で1席2,050円 (税込)
イスはパイプ椅子です。あまり座り心地は良くはありません。

雨天で順延されることもありますので、当日の早朝に決行かどうかの発表を確かめるとよいでしょう。
昼間ですからあまり必要はないと思いますが、カメラのフラッシュは禁止です。
過去にフラッシュで牛馬が暴走した事例があります。

隣の人はそれなりに近いですので、日傘はご遠慮ください。紫外線対策は日傘以外で。
禁煙です。

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